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風疹の母子感染 | 先天性風疹症候群(CRS)

妊娠中、母体が風疹ウイルス(RNAウイルス)に罹患すると胎内感染(経胎盤感染)により胎児も風疹ウイルスに感染することがあります。

感染が成立すると胎児に先天異常を生じる場合があります。
これを先天性風疹症候群(CRS)と呼びます。

胎盤感染がほとんどです。

 

感染と経過

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妊娠12週未満は胎児の器官形成期に相当します。
この時期に母体が風疹ウイルスに感染すると80~90%の確率で胎児に感染し、そのうちんの90%以上に典型的なCRSの症状が出ます。

しかし、妊娠18週以降では母体が風疹ウイルスに感染しても、胎児感染率は40%程度に減少し、CRSを発症することはほとんどありません。

感染した妊婦の症状として、発熱、リンパ節腫脹、発疹などがあります。
妊婦が不顕性感染でも、胎児が感染しCRS発症となる可能性もあります。

風疹感染・CRS発症の予防

妊娠前のワクチン接種が唯一有効な方法です。

妊娠中に風疹ウイルスに初感染すると、胎児への感染、CRS発症を防ぐ有効な手段はありません。
また感染後の治療も確立されていません。

よって本症に対する有効な手段は、妊娠前に風疹抗体価を測定し、免疫がない場合風疹ワクチンを接種するという感染予防のみです。

 

風疹感染・CRSの治療

対処療法のみ

  • 発熱
  • リンパ節腫脹
  • 発疹

CRS児の症状に対する治療

一般的に妊娠中の生ワクチン接種は禁忌と言われていますが、アメリカのデータでは児への感染は認められていません。

風疹感染の診断

CRS発症リスクを評価するために、出来るだけ妊娠初診時に風疹感染に関わる問診と、HI抗体評価を行います。

婦人科でやってくれるよ!

また、新たな風疹感染を避けるために、小児との接触が多い職場、家庭での風疹の流行の有無などを確認しましょう。

HI抗体価の評価

患者から採取した血清中にウイルスがある場合、この血清に特定の哺乳類や鳥類の赤血球を加えると、赤血球凝縮反応がでる。
抗体価が低ければ風疹ウイルスに対する抗体がないか、あってもわずかなことが多い。
抗体価が高ければ最近の風疹ウイルス感染によって体内に風疹抗体が作られ、急激に増加している可能性を意味します。

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